夢が少しずつコントロール出来る様になったら、
同時に夢のの物質化の訓練も少しずつやっていけるようになります。
これが出来だすと、夢は完全に現実化し、とてもそれを夢だと思えなくなります。





 テクニック その1



これを行なおうと思ったら、肉体のリラックス法と同時に、
生体エネルギーを強化していくことが必用です。
本格的にやるなら仙道の内功(小周天)とか外功(気功法)をやるとよいでしょう。
あるいはクンダリニー・ヨーガによって内熱を発生させるのも悪くないでしょう。
こういう物をやる時間が無い人、または上手くやれない人は、次の方法を試してみます。

まず、体が健康な人の場合、精を安っぽく漏らさずにひたすら溜め続けておきます。
例え性欲がうんと高まっても、我慢して1〜2ヶ月はその状態を保ちます。
もっとも精を漏らさないというのは、性に関する事だけではありません。
夜更かし、過度の運動、勉強のし過ぎ、酒の飲み過ぎ、煙草の吸い過ぎ、
それに見落とされがちですが目の使い過ぎも精の消費に繋がります。
とにかく規則正しく暮らし、無理は一切しない様にするのです。
こうしていけば数ヶ月後には相当生体エネルギーが強くなります。

体の弱い人は、それだけでは不十分ですので、強精剤、強精食による食養法を心掛けます。
正式にやりたければ漢方薬局へ行くべきですが、代用として韮、葱、玉葱、山芋などを常食してもよいでしょう。
大蒜、朝鮮人参、枸杞などの精力剤も良いですが、
人によっては副作用が出ますので、出来れば薬局に良くたずねる事。こ
れで溜まった精を漏らさない様にしていくのですが、これだけでは不十分です。
というのは、虚弱な人は、下半身の筋肉に締まりが無いので、
精が溜まっても夢精などですぐ漏れてしまうからです。
そこで下腹の筋肉や括約筋をぐっとしめる練習をします。
例えば、腹筋運動、腹式呼吸などを行なうのです。





 テクニック その2



精力がうんと強くなってきたら、体中、手足の末端まで、
エネルギーが満ち溢れ、流れていく様を想像します。
テクニックとしては次の様にやっていきます。もちろんこれは目覚めている時に行ないます。

まず横になり、臍の所から鳩尾にかけ、暖かくて気持ちの良い感じがしてきて、
それが段々強くなってくると想像します。

その感じが、胴全体に広がり、やがて手足の末端にまで及んでいくと想像してみます。
手足四本を同時にやると、この感じがでないなら、一本一本にその感じを出していきます。
なお、この場合、手足に注意がいくあまりに、
胴体の心地良い感じが消えないよう気をつけないといけません。
手足の末端までこの感じが行ったら最後に頭にもこの感じを出します。

全身が暖かくて圧力のある感じに満たされたら、それがどんどん強くなって、
最後は体から強く放射し輝き出すと想像します。
さらに鳩尾の辺りが何とも言えず充実し、体がキラキラする様な感じが出るまで訓練していきます。
最後に、これがはっきり実感でき出したら、確認の為に、両手の平を数センチ離して向かい合わせ、
手から出る気の強さを調べてみるとよいでしょう。
圧力のある濃厚な空気のような感じ、すべすべした風船の様な感じがしたら、
もう放っておいても夢は自然に物質化していきます。


なお、仙道の全身周天の段階まで行った人や、丹光法(スーパー・ビジョン)を修得した人は、
初めからこの段階へ入るから、わざわざ物質化の訓練をする必要はありません。
以上のテクニックは、濃厚なエネルギーを使って夢を物質化する為の物ですが、
物質化だけでなく、夢に輝きが出てきます。色も物質化の低い物に比べてより鮮明になり、
周囲の光景は、この現実世界の光景とほとんど違わなくなります。

ただし、全く同じという訳ではありません。例えば、夢本来の時間、
空間がごちゃごちゃになったようなデフォルメされた感じは残ります。
また物質かされたとはいえ、夢自体が想念の世界の物ですので、
物質が現れるのも消えるのも早くなります。

それに明るさは、現実の昼間という感じではありません。
あえて言うなら空気の澄んだ季節の夜のネオン街から放たれるあの幻想的な光に似ています。
もちろん輝きの透明さ、美しさは比べ物になりません。
一言で言えば、瞑想家が見る内的光のチャクラの輝きと良く似ているのです。
なお、夢に出てくる人も、現実と変わらない体をしていますが、
もっと静かな感じでエネルギーに満ち溢れています。
肌がすべすべして感触の良い事は現実の人の比ではありません。

とにかく、一緒にいるだけでこちらもエネルギーに満たされ、元気がもりもり湧いて来るのです。
本来、人間とは、このようにエネルギーに満ち溢れたものだったのでしょう。
夢の中とはいえ、現実に振り回されて、日々、用も無いエネルギーを放出し、
クタクタになっている我が身を振り返り、随分大切なものを失っている事に気づくのです。
 
夢の物質化が出来ると、夢はまさに実在する一つの空間になります。
夢の世界独自の法則(現象が可塑的)を除いたら、全く我々の世界と変わりません。
度々出入りしていますと、いったいどちらが現実か分らなくなるほどです。









最終更新日:2007/03/20
         



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